スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

W杯をビジネスから見てみると

7月4日(日) 

「W杯に群がる男たち~巨大サッカービジネスの闇」 
田崎健太著/新潮文庫


9784101299815_1L.jpg


サムライ・ブルーの感動も記憶に新しい、サッカーのワールドカップ。
いよいよ頂上決戦を残すのみになったが、この本を読むと少し見方が変わるかも、知れない。

続きを読む

スポンサーサイト

Outdoor Japan

日本在住の?ガイジン向けに、Outdoor Japanという雑誌があるらしい。
私はネットで見つけたので雑誌自体はみてないけど、ちょっと切り口が新鮮な記事が幾つか載ってたよ。

続きを読む

台・韓・中の山雑誌

ここ数年入手した、中国・韓国・台湾の山関係の雑誌4誌です。
韓国と台湾のは1号分しか見てないし、中国のも留学当時のものだから数年前の情報になってしまいますが、あくまでも一例ということで。

ヨーロッパやアメリカに比べ、アジアのアウトドアはまだまだ未開発。
山でも岩でも、知らない素晴らしい地がいっぱいだろうな。と夢広がっていくのでした。

20071017170417.jpg
雑誌の一部。数年前の中国雑誌は他にもいっぱいあるよ

続きを読む

ほほんがほん2

猛暑も峠を過ぎ、体調の方も復活してきました。
怠けていたジム-8月はまだ今日で3回目-も行き始めたし、今週はなんとかお外も行けそうです。
心配してくれた皆様、ありがとね。

さて、前回さぼってた間に読んだ本を紹介しましたが、追加でもう1冊。

DSC07780.jpg
中国本土で旧正月に行われる灯会。これは恐竜でも有名な自貢のもの。
闇夜に灯火が映え、それはそれはきれいだったよ


続きを読む

ほほんがほん

夏バテ&故障中で、クライミングはサボり、本を読んだりDVDを見てたりしています。
せっかくだから、幾つかお薦め本を紹介しましょう。
(専門書とかマニアックなものはつまらないので、肩の凝らない読みやすいモノを選んでみました)

20070824124631.jpg
朝日を浴びて輝く、中国・ミニヤコンカの麓の氷河。本文とは関係ないですけど

続きを読む

そんな言葉たち

ここ2週間ほどの間に読んだ中から、心に引っかかった言葉たち。


山行を共にしたくない人、との問いに。
「危険に対する価値観がずれていたら怖くて一緒に行けない。技術、体力云々じゃない、長い登山で生きるか死ぬかってなったときに、そこが食い違っていたらとても登山はできない。」
岳人9月号・加藤慶信インタビュー

「経験豊富なクライマーというのは、強烈な集中力で肉体能力の限界近くの難度をこなすのに慣れている。(中略) 経験の浅いクライマーは、肉体能力の高さは充分にあっても、この集中力が今一つ強くない。特にその持続力がない。」
アルパインクライミング・菊地敏之

「無知とはそのまま余計な労力なんだ」
「アインシュタインが言うようにエネルギーは質量に比例するのだろう。小さいなカエルはなんでもないのに、大きいというだけで、魂のようなものを感じてしまう。」
サバイバル登山家・服部文祥

「雨がこのまま続くか、晴れるかは蓑を着て歩いてみるとよくわかります。湿気が蓑の中にこもるようなら、雨は降り続きますが、湿気が蓑の中にこもらないようになると雨はあがります。」
剣岳<点の記>・新田次郎

「(塩を運ぶ)馬子たちは夜は野宿したらしく、夜になると(十何頭の)牛を輪にして足を内側に向けて寝かせる。そして輪の真ん中で火を焚きます。火を焚かないといろいろな野獣がやってくるので、それを避けるために焚く。本人は牛の腹へ体をすりつけて寝る。これなら野宿ができるわけです。」
塩の道・宮本常一

   (敬称略)

経験の、重みです。

巡り来た本

「零下51度からの生還」 ベック・ウェザーズ著 光文社文庫
「空へ-エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか」 ジョン・クラカワー著  文藝春秋社

20060702133210.jpg
同じ題材の2冊読み比べることで理解が重層的になり、
またお互いの視点の違いが面白かった


8848m。氷に覆われたそのピラミッドには、さまざまな国からさまざまな人々が、世界一の高み目指してやってくる。

この2冊の本は、今から10年前の1996年5月10日、ネパール側から登頂したエヴェレスト営業公募隊の、生き残り2人の手によるもの。
女性で2人目のセブンサミット登頂者、難波さんもこの時の犠牲者なので、あの時の、と思い出す方もいるのではないだろうか。

モンスーンの合間の好天の窓を狙って、この日エヴェレスト頂上目指した登山隊は3隊。
しかし好天は、時計の針と共にジェット・ストリームに変わる。
想像を絶する環境の中、「合計19人の男女がこの山の上部で嵐に捕まって立ち往生し、なんとか生き抜こうと苦闘していた」。

「空へ」は、この時、アメリカの雑誌取材という名目で遠征隊に参加していたジャーナリストの記録である。
登場人物が多いので始めとまどったが、メンバーのキャラ、人間関係、隊ごとの相違などのバックボーンが手際よくまとめられているうえ、さまざまな出来事-深刻な高山病、他隊員の死、ちょっとした手違いが結果として遅れを招く様など、行程を進むごとに現れる高山での試練にドキドキ。
あの時、エヴェレストで何が起こったのか。生と死のドラマから目が離せない。

だいたいこの7000、8000という高さは人の生きるところではない。
酸素不足と寒さで心も体も衰弱、脳細胞も次々に死んでいく。正常な判断力も鈍ってきて、ここに長く留まることは死を意味する。7500m以上が“死の地帯”と呼ばれる所以である。
…風速130キロだの、体感温度-50度だの-70度だの、もうこのへんになってくると想像もできない。未体験の数字だけの世界なので、どっちも大差なく感じてしまうね。

ベースキャンプ(5360m)より上部に行けば、登山は宗教行事に似た厳格なものとなる、と著者はいう。
「エヴェレストに登るということは、何よりもまず苦痛に耐えるということだ」。
「ここに来ている大部分の者が求めているものは、聖籠のようなものではないだろうか」。

私は5000m級に数回登ったきりだけど、眼下に広がる雲の海とか突き抜けるように青い空とか明け染める光とか、ほんとに魂が打ち震えるような崇高な感覚だった。
いろいろ辛かったけど、この世のものと思えない美しさに人知を超える存在を思い、共に生きててよかった!と感動。
至るまでの道のりが厳格であればあるほど、この生の感覚は研ぎ澄まされ、死の存在も身近になってくるのだろう。光と影のごとく。

さらに生ある限り煩悩が付きまとうのも、人間らしい。
「ほとんどのものは登頂欲にがっちりと心を掴み取られているため、仲間の誰かが死んでも振り返って考え込んだりしない」。 
世界一の究極の空間で、登場人物たちがどう判断、行動していくか。
見どころのひとつである。

もうひとつ考えさせられるのが、エヴェレスト登山の営利事業化について。
この2冊の著者は、どちらも同じ営業公募隊の顧客8人のメンバーだった。
ガイド料6万5千ドルの見返りとして、一般ルートにはFIXロープが張られ、氷河にもアルミ梯子かロープ。アイスクライミングの技術はほぼ不要である。 
ベースキャンプで3人の顧客が始めて真新しい靴を履くシーンがある。 世界一高い山を登ろうというのに、
「家庭の雑事と多忙な職業に追われて時間がとれず、去年1年で1、2度以上クライミングに出かけた人は、ほとんどいない」のだ。
…うーむ、これならお金があったら私でも登れそうな。

この本の充実度は、筆者の実体験に加え、生き残った者の証言・検証をまとめて客観的に書き起こしている点にある。それは、もう1冊の方と読み比べるとよくわかる。
装丁も綺麗だし、登場人物表や版画の入った各章の扉なども工夫されていて、体裁も評価できる一冊となっている。

一方文庫のほうの「零下51度からの生還」は、死んだと思われ置き去りにされたが、奇跡的に第四キャンプのテントまで戻ってきた、アマチュア登山家の手になる本。
一病理学者である著者の遠征時のエピソードより、どうしてそんなにセブンサミットにこだわったのか、エヴェレストから生き帰って、どのように人生をやり直すことになったか、に焦点が置かれ、ヒューマニズム溢れた作品に仕上がっている。

山ヤのご多分にもれず、山活動に熱が入りすぎ、家庭が置き去りになっていた著者。
エヴェレスト遠征に参加する前後の心の動きや欝の持病、悩みながらも支える家族との絆など、とってもアメリカちっくな題材満載。
あ~家族ってなんだろう、なんて考えた本であった。

実はこの「零下…」の本、4月に亡くなった父の葬儀の日に見つけた。
実家に帰っても手持ち無沙汰で、気分転換で入った本屋さんで、普通に一般書として買ったのがこの本だったのだ。
この日買ったのはこの1冊だけ。なんでこんな日にこんな本を選んだのか、自分でもよくわからない。生と死が身近だったからか。あるいは本好き山好きだった父を思ったのか。

「空へ」の本は、この前北海道に行ったとき、たまたまえのきーが持ってたもの。
これはあの時のエヴェレストの出来事、って、読むまで気がつかなかった。
読むに値する面白い本だったけど、たぶんこれ、自分から手に取ることはなかっただろう。
でも、この時期この場所でこの本にあって、とってもふさわしかったような気がした。
本にも巡り合いってあるんだな、となんだかしんみりしました。

さー私もささやかな聖籠を探しに、今日から北アにでも行ってこよっと。

おまけ:
無理せず引き返す勇気の例としてでてた、ガーラン・クロップというスウェーデン人が気になるわ~。
シェルパも酸素ボンベも持たず、自転車積んで、海抜ゼロから山頂直下の8750mまで単独登攀。ブロードピークもチョーオーユーもK2もチャリつき単独登攀だって。すげー。

ボルダリング1stブック

ボルダリング1stブック/スキージャーナル社

20060515034803.jpg

クライミングを始めた友に、何かいい本ないかと探していて手に取った一冊。
本の中身自体は、コンパクトに必要なことがまとまっていて、初心者にいいと思う。

・体裁
ページ数(約100P)も判型も、今時の若いもんが見やすくちょうどいい感じ。DVD保護用の厚紙が厚すぎて、本がめくりにくいけど。
少し値段が高いが(2400円)、マニアックなクライミング本でカラーも写真も多くてDVD入りなら、ま、仕方ないか。
・デザイン
デザインも見やすく手馴れた感じでよい。文字の情報量も写真点数も多めでよい。
写真もHOW TO本らしいわかりやすい使い方してる。
・内容
一応著者は小山田大、どこまで意思を反映してるのかわからんけど、とりあげてる内容、過不足なくていい感じ。
きちんとクライミング理解してる編集者および書き手が作ってるな、という安心感あり。
ハンドホールドとその使い方、ボディケアページなんかも、参考になった。
(カチはこれまでほぼすべてセミアーケとやらで持っていた私。タンデュなんて、不勉強で知らなかったデス…)

ただ本文の構成、1章がジム体験の話なので、3章の(ジム)ムーブの話を先にして、それから2章の自然の岩場体験、4章が外岩の注意点の話と、入れ替えたいですね。
ジムと外岩は別ものだから、話が行きつ戻りつするよりわけたほうが流れが自然かと。
でも内容にそう関係ないからいっか。というわけで、本については★4つです。

でも付属のDVD使えね~。
語学の練習本みたいに、本に沿って映像も展開していくんだけど、導入部のクライミングを始めるには、なんて映像いらないし。
なぜなら、この本の購読層はまずジム体験者だから。
全くやったことのない人がこれを買うより、少し齧った人がジムとかアウトドアショップで購入、ってパターンじゃないかな。

素人のジム体験および自然岩体験の映像もこんなにいらない!
へたくそな初心者のボルダー、何便も延々と見せられてイライラ。間違って覚えそうョ。
初心者が一番わからないのは、どうしてそのホールド=ムーブになるのかってことだと思うんだ。
自分の動きは疲れるけど、どうしてこの方がいい動きなのか。それがポイントじゃないかしらん。
なのに画面切り替わるとモデルのムーブが変わってて、けど肝心のアドバイスがほとんどない。
例えば大ちゃんの正解ムーブとモデルのムーブ、比較して編集するだけでもずいぶん違うと思うんだけどな。

自然岩のボルダー練習も、撮ったものを流してるだけで工夫ないし。
それどころか大ちゃんがお手本登るシーン、スポットに入ってる女の子の背中でフットホールド見えないよう~。
仕事のよしあしって、こういうところにもでちゃう。本の方では手間を問わない仕事してるだけに、映像不満残ります。
でも、最後の大ちゃんの海外ボルダーシーンは、やっぱよかった。

出版元はスキージャーナル社。扱ってる主なスポーツは、スキー、スノボー、テニス、剣道…。
なぜここからクライミング本なのか謎だが、これからもどんどん出してくださいまし。

20060515034750.jpg


<終>

*DVDはどうやら、フロンティアスピリッツ(ってパンプじゃん)製作だったみたい。ど~りで。
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー(月別)
04 ≪│2017/05│≫ 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新の記事
最近のコメント
プロフィール

ふーじん

  • Author:ふーじん
  • 外岩初RPは05年10月、最高RPグレードは12a、OSグレードは11b。
    季節ごとに岩場が変わるクライミングが季語がわり。沢も山も旅も良し。
    あ、マンホールに顔パネも好きです。
カテゴリー
ブログ内検索
小倉百人一首


問い合わせ先
Flashリバーシ
by Orfeon
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。