スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「無いガバはつかめず」(小川山編)

クラック講習会 転じて フリー岩トレ in小川山(花崗岩)

昨晩コンドーさんとウエハラさんが帰宅し、あとのメンバーでみずがき湖を望むレイクサイドホテル「テント・エスパース」でご就寝。
5人いたのでテントの中はそう寒くもなく過ごせたが、早朝の屋外は肌寒い。

本日はミズガキの十一面岩でクラック講習を行うはずだったが、昨晩の雨の染み出しを考え、小川山へ転戦。
前回きたとき結構寒かったので、今年の小川山はもう終わり、と思っていたが、図らずしもまたもやスラブに立ち向かう機会がやってきた。
ふーじん、小川山はガマスラブのハングでアゴをすりむいたトラウマがあり、いまいち気が重い。
がスラブ苦手だといって逃げててもしょーないから、まっ頑張ってみましょう。

というわけで3週間ぶりの小川山。紅葉がまた更に進んで、岩場の灰色を美しく彩っている。
本日目指すのは西股沢対岸、妹岩・マラ岩周辺。
えのきーとキダちゃんは先週もここらへんで練習していたらしい。

今回えのきど。先生から出された課題は「卒業試験(トポでは10a)」。
ふみちゃんがアップがわりに登ってトップロープを張ってくれたが、あの~これほんとに10aなんでしょうか。右に左にトラバース、のわりに足もスメア使い(=足がない)多用で、私が登れるとは思えないんですが。
スラブってジムにないし、前に小川山でスラブやったときも、数時間しかできなかったから、スラブ登りよくわからないんですよ。

20051101032216.jpg
「卒業試験」を登るふみちゃん(右)、名無しルートを登るコジマ(左)

できる気のしない本気トライはとっておいて、まずは楽そうなものからと、卒業試験の右隣の名無しルートを登ってみた。
レベル的には5.7,8くらい、という噂だったので、信じて苦手意識克服&リードの練習のためトップを申し出る。

ところがところが。登ってみると表面ずべりぴょん!! 楽勝かと思ったのに、手がないし足滑りそう。直上したいのに左のカンテに追い詰められ、マジ登りを強いられた。
なんとかオンサイトしたけど、お外でリード自体あまりしたことなかったこともあり、おそろしく緊張したっす。
時間掛けて登って降りて、スラブやっぱキライモードだったが、後で登ったコジマとえのきーから、直上ルート難しい5.10台との証言を取り付け、少し元気回復。

で、いよいよ卒業試験。
キダちゃん、いつの間にかうまくなってきてるし、コジマも相変わらずきれいなムーブ。二人ともテンションまじりながら一応抜ける。
最後は私、一人だけ逃げるわけにはいかぬ。が本当はこんな怖いの登りたくない。
ああ嫌だ、なんで私こんなとこにいるんだろ、おウチに帰りたい、とぶつぶついいながら登り始め、ビレイヤーのキダちゃんにダメだようと叱られる。でもほんと胃が痛かったよ~。

案の定情けないことに、皆様の核心の前に私だけの核心がありまして、トラバース全然進めなかった。
みんなが「そこに足を乗せて!」とか教えてくれるんだけど、足が全然信用できなくて怖い。
トップロープだけど、落ちたら振り子のように振られる場所だったし、下部だけにロープ伸びたらグランドしちゃいそうでぶら下がれない。降りるのもバランス悪くて怖い。動けなくなって、も~泣いて済むなら泣いちゃいたいよ。

でもえのきーやコジマのアドバイスにより、体の重心と手の向き等々修正することで、なんとか(私だけの)核心を抜けられた。

次はほんとの核心だが、これは左足がないので、スメアを決められるかが勝負。
みんなのムーブを見ていたこと、トップロープなのでテンションかけながらムーブの研究できたこと、で下ほどは時間かけずに抜けられ、ああ良かった…
あとはスメア少し覚えてきたのと、手が利くところが多かったので、特に問題なし。

終了点にやっとの思いでご対面し、あ~良かった終わった、と降りようとしたら、コジマから「いいの?できなかったとこ、もう一度確認したほうがいいよ!」と声が飛ぶ。
ほんとはもう降りたかったんだけど、それもそうじゃ、と核心部で止めてもらい、そこからつなげて登ってみる。

したらあらら~、なんだか知らないけど、今度はするする登れる。自分でもびっくり、軽々ノンストップで終了点にいっちまったぞい。ううっやり直してよかった。
クリップ位置もそんなに厳しい感じではなかったので、もう数回復習すればリードもできそう。

「スラブって楽しいかも~」といいながら降りてきて、「登る前と全然言ってること違うよ」と突っ込まれたが、できれば何事も楽しくなるものなのだ♪
寒い中、長時間ビレイしてくれたキダちゃん、いろいろ教えてくれたコジマにえのき~、どうもありがとね。

その勢いのまま、名無しルートの右にあるこれまた無名のルートに突入してみた。
えのきーがトップ張っておいてくれたので、そろりそろりと登ってみる。出だしつるりんといったが、なんだか登れそな気配。
コジマがビレイしながら足を教えてくれたのだが、手がないので、途中から勝手に手を作って登ってみる。と、やだ~どこ持ってるの、とあきれるコジマ。だってここもここも持てるじゃん、とふーじん。
これが普通だと思っていたのだが、どうやら私は「カチらー」だったらしい。
引き付け力なくて落ち込みモードだったが、人間何かしら取り柄はあるものだなあ。できない自慢なら負けなかったクライミング、行く末に少し光明を見出すふーじんであった。
20051101032138.jpg
右、JECCルートを登るえのきど。さん
全員一通り登ったので、場所を移動する。
えのきー&ふみちゃんはJECC(10d)なんてやっていたようだが、我々2軍グループが与えられた使命は、「屋根の上のタジヤン(5.9)」制覇。
がここ、レベルの割にはロケーションが怖い。テラスみたいなところが出だしなので、1ピン目の左側の地面ははるか下。落ちたらテラス越えてあそこまで、と思うと、なかなかのスリルを味わえる。
20051101032158.jpg
屋根の上のタジヤンをリードするキダちゃん

キダちゃんリードでコジマ、わたしと次々トライ。ラストの私が終了点に着くころには夕日は傾き、岩のフェイスが見えにくいのなんの。スリル倍増なのであった。

というわけで、辺りが暗くなるまでみっちり練習。ヘッデンで下山。
あんなに混んでいた岩場にはもう誰もいなかった。

こんなに一生懸命練習したのは初めてかも。まことに充実した2日間。
この成果がいつか現れることを信じて帰宅。
えのきー、今回も講習会&運転お疲れさまでした。

<終>


コメントの投稿

非公開コメント

「しばし待たれい」。
今週は忙しいので来週かな…

こめんとまだー? 
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー(月別)
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新の記事
最近のコメント
プロフィール

ふーじん

  • Author:ふーじん
  • 外岩初RPは05年10月、最高RPグレードは12a、OSグレードは11b。
    季節ごとに岩場が変わるクライミングが季語がわり。沢も山も旅も良し。
    あ、マンホールに顔パネも好きです。
カテゴリー
ブログ内検索
小倉百人一首


問い合わせ先
Flashリバーシ
by Orfeon
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。