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写真の選び方

4月5日(木) 

GAIDAさんの旅の写真ベスト集を、ハクビシンと見せてもらいました。
旅した国が多いだけあって風景が多彩だし、フィルター使ったりトリミングしたりと見ごたえあったけど、その中の一枚が私を悩ませることに。

20070406135159.jpg
夜のハイウェイと月/Photo:ふーじん
チベットの子供2人と犬の写真なんだけど、これまで写真の達人2人に見てもらって、口を揃えたようにベストショットと言われたんだって。
でも私もハクビシンも、そのカットは特に気にしてなかったの。

私は編集者の端くれなので、写真選びには自信あり。
達人が選んだ写真というのが、旅先ではよく見る光景で平凡に思えたので、どうしてその写真がベストショットなのか、不思議に思った。
私にはパタゴニアの氷河の写真や、窓ごしに映った南米の風景のほうが印象的だったから。

好みはそれぞれだろうけど、その写真のいい理由を考えてみた。
・旅人って、旅の困難度が高く異文化的なシーンほどいいと思う傾向にあるが、写真の達人にとっては、よっぽどの僻地やテーマ性がない限り、「行けば誰でも撮れる」風景写真は、個性が出にくいので評価が下がる。
・逆にいうと人物写真は、撮った人の個性およびタイミングがでやすいので評価が高い。
・選ばれた写真は焦点が三つ(2人の人物&いぬ)で、構図のバランスがよい。
・後ろ向きの犬とか2人の子供の表情とか、写真に前後を思わせる動きがあるので、考えさせられる

絵葉書的な美しさより、人物みたいにそれ自身に力あるもののほうが強いのかしらね。
など考えながら、買ってきた本読みに没頭し始めた。
と、ほどなくこんな一文が目にとまっただよ。

「(日本画家の千住博さん曰く) 名作というのは、洋の東西を問わず、何か重大なことを隠している、という印象を与えているんです」
/茂木健一郎著「すべては脳からはじまる」

これ、写真にも言えるかも。
きれいなだけではつまらない。個性あって、考えさせられて、写真自体に訴求性があるほうが魅力的なのかも。

少し脱線するけど、写真家の考える写真と編集者の写真って、少し違う気がする。
編集者が雑誌作りに選ぶ写真は、文章を補足・説明するものだったり、イメージを伝えたり、デザイン上箸休めに必要だったりと、目的がはっきりしている。
表紙やグラビア、カットでもない限り、写真だけを独立して扱うことはほとんどない。
私は長く雑誌系の仕事してきているので、どうしても文章主で写真が従、という感覚があって、写真本来の力を少し忘れてたかも。
いい勉強したなあ、と思う春の夜でした。

<終>

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>直したぞG

まあ、あまり細かいことは気にするな♪

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「しろうとはだし」かよっ(-_-+)!!
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ふーじん

  • Author:ふーじん
  • 外岩初RPは05年10月、最高RPグレードは12a、OSグレードは11b。
    季節ごとに岩場が変わるクライミングが季語がわり。沢も山も旅も良し。
    あ、マンホールに顔パネも好きです。
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