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メリーアイスマス!!

アイスクライミング/八ヶ岳

24日(土)赤岳山荘人工氷柱ときどき
25日(日)南沢大滝 


<1日目>

世の中はクリスマス三連休、らしい。
が、最近は山の中ばかり篭っていて、四季の移り変わりばかり敏感になり、人間の世の暦を忘れ始めているマタギ志望のふーじん。
暑くなれば沢♪雪が降ればアイス♪と自然と一体化してれば、クリスマスだのバレンタインだの、商業主義の幻想には惑わされないのだ、フン。
というわけで、チキンも食べずに山篭り。今回はアイス修行にヤツに来ている。
メンバーはワタナベ師匠のもと、横パパ、タニフジさん、ふーじんと、平均年齢もキャリアもなかなか強力な布陣。
ササキ隊長がいないのが寂しいけれど、隊長は大雪が心配される黄蓮谷に行ってしまって不在。
ま~アル中がいないから今回は静かに眠れます(とこの時は思っていた)。

さて今回のアイスは、アイスやりたくてしょうがないふーじんがワタナベ師匠に直訴したもの。
よってまずは基礎練習ということで、赤岳山荘の人工氷柱でのトレーニングが組み込まれた。

1日目午後、人工氷柱。
この日は講習会でロープトップ張っていたガイドさんがいたので、かけかえして使わせていただくことができた。

ふーじん、アイスは2度目、縦爪アイゼンは初めて。
前回は普通の平爪アイゼン。全然足にかからず難儀したけど、今回ワタナベ師匠にアイゼンいただき、張り切っての登場である。
んが、足やっぱ決まらな~い。のでがんがん蹴って皆にあきれられる。
バイルも打ち込みすぎると刺さりすぎて抜くの大変だし、甘いと怖いで、加減も難しいところである。

ちなみに今日は氷の質もあまりよくない。
打ち込むとパラパラ氷が一面のフレーク状になってうまく引っかからないし、顔にその破片が散るので怖い。
フレーク状になってしまうのは、毎日氷柱に水をかけては凍らせているため層になってるのかな、と思っていたが、翌日の大滝もフレーク状で破片が落ちやすく困った。
なんでも急激に冷え込んできたので、こういうフレーク状になってしまったらしい…

この日は上り降りを繰り返し、基礎練に終始。
やっぱりワタナベ師匠がダントツに上手。基本に忠実で、きれいなフォームで登ってゆく。力がなくても、こういう風にすればいける、といういいお手本である。
(ってわかっているのに再現できない…)

横パパも2シーズンブランクあるからと慎重に上っていたが、昔取った杵柄、足さばきがいいせいか、きれいに見える。
タニフジさんも新人ながら、昨年いろんなとこの講習会でみっちりやったとのことで、フォーム結構できている。

…って私だけジャン。できてないの。
でもムーブが本当わからず泣きたくなる。
このとき、手と足どっち先にあげるの?右と左どっち先にあげるの?
考えれば考えるほど体が動かなくなって登れなくなる。フリーとおんなじだな。

悩みながらこの日のレッスンは終了。
山荘に引き上げてみんなでだべっていると、夜8時過ぎ、保科さんのガイドパーティが山荘に現れる。
この大雪のなか、厳しい天候プラス諸事情で黄蓮谷から途中撤退してきたそうで、皆どろどろに疲れきっていた。
そしてこの中には、参加していたササキ隊長の姿も。
…イブなのにサンタさん、こんなアル中の贈り物いらないよ~。
でもまあ今日は大雪の中、甲斐駒からの撤退でたいへんな思いをしたので許してあげよう。

と思ったが、案の定夜飲んで酔っ払い、果ては夜中に宿のお手伝いの女性の部屋に間違えて入り、えらく驚かすという悪業をやらかす。
アル中隊長に変わってお詫びします。ごめんなさい。

(注:ちなみにこの時黄蓮谷に入ってたパーティはほぼ総撤退だったらしい。なかに元彼もいたという噂

さて、このアル中クライマーはもとより、ワタナベさんなども保科さんによくお世話になっているので、お客同士も顔なじみ。
ストーブの側はいっぺんに賑やかになって、楽しい晩となった。

ふーじん保科さんとは2週前だったか、海金剛でお会いしたばかり。
その節は…なんてモゴモゴやっていると、そのときのお客さんの一人が目の前に座ってるシミズさんであることが判明。
あ~あのとき励まして下さった方ですか、ってことで、全く世間は狭い。っていうかクライマー世界って狭い。
でもこういう出会いはいつでも嬉しい。


<2日目>

この日、南沢の大滝か小滝かで迷っていたが、小滝はもうかなりの人数が取りついていたので、大滝に決定。
少しやりとりあった挙句、保科さんとこに混ざるか、という話もでていたので、なりゆきでみなで押しかけ講習生に。

保科さんにトップロープ2本張ってもらって、南沢大滝(V-~V+)に初トライ。
…大滝というだけあって、高さ30mぐらい。私には充分過ぎる大きさだ。下は6.70度のゆるい傾斜だけど、上部は8.90度とバーチカル。
ここで数本。やっぱアイスおもしろいです。

バーチカルになるとてきめんに手がパンプするのか、急速に手が冷えます(ってなんか変な感想)。
私の順番は最後だったので、皆さんの空けてくれた穴をたどるだけだったが、とりあえずは休みながらもテンションはなく完登。…ルート、みんなに教えてもらっちゃったけど。

って嬉がってる場合じゃないんです。ぜんぜんだめなんです、ムーブ。特に足。
あまりにひどかったので、今だにワタナベさんと横パパに「あのときは…」って言われ続けてるぐらい。
ごめんなさい保科さん。このとき教えていただいたこと、どれもちゃんとできませんでした。
力任せだけで登ってて、相当かっこ悪いでたらめムーブ、ってのは、本人登っていてよ~くわかってるんですが。
落ちずに上にいくことだけで精一杯で、ひとつの教えを思い出すと他のことがおろそかになり、全体が崩れて落ちそうになって、苦し紛れにバイルおくだけでした…

あまりにひどかったので、自分でも情けなくて、降りてきても保科さんに「どこが悪かったでしょうか」って聞く勇気ありませんでした。
「ぜ~んぶです」としかいいようなかっただろうな、あれは。
くそう。いくら力任せに登れてもなー。これからを考えたら、まず動作きちんと身に着けないと。

おもしろかったけど、反省多い大滝デビュー。
あ~あ。うまくなりたい。

アイスは自由にラインとれるのがいいですね。しかも氷が決まったときのがっつり感ときたら。(う~んやっぱクラックに似ている…)
氷の美しさは体中に染みとおり(ただの冷気だったりして)、この美しさはもう、非日常の世界です。

しかしアイス寒すぎ。
私、凍傷やってから急速に冷え性になり、足の指先の感覚すぐになくなるので、余計辛いっす。
まあ冷蔵庫の中にいるようなものだから仕方ないけれど。
どなたか足先のいい保温方法ご存知ありませんか?
(ちなみに唐辛子ってのはあまりきかないらしい。ソールホカロンも短い命で気休め程度。う~む靴変えてみるか…)

あと、氷が凶器になることを身をもって知りました。
大滝でやってた隣の他グループの人がへたくそで、氷がんがん欠いて(下手な人ほど氷を落とす)、その氷が下でビレイしていたササキ隊長の目の上を直撃。
弱い箇所の瞼からだらだら出血、ただでさえさえプロレスラーみたいな隊長、すごい形相になっていて怖さ倍増。
隊長ったら、大丈夫とかいいながら、肝心の目も少しやられたらしく、年が明けてからも、今だに目が少し暗いんだって。
心配です。氷はいわばガラスの破片。本当に怖い。

寒いし、危険だし、アイスなんてやる人間は絶対マゾですね。
とかいいながら、また行っちゃうんだろうな。

そんなこんなでいろいろあった今年のアイスマス。
いや~それにしてもアイスできなくて悔しい。
下手なのは初心者だから仕方ないんだけど、教わったことがきちんとできないのは我ながら相当情けないっ。
ちくしょーもっと練習しなければ。
…問題は、アイスは周りにやる人があまりいないことだな。
ワタナベさん~えのき~こんな下手っぴだけど、お願い付き合って~


<おまけ・バイルはどれイル?その1>

バイル、これまで幾つか借りて試したみた感想です。

・アナコンダ。女性によさそうな、素直そうでいいバイルだとは思ったが、振った感じも華奢そうで少し物足りないかな~。
・BDM バイパー(?)。なかなかシャープで刺さりやすい。でも少し頭が重い気がした。
・コヨーテライト。初心者にはヘッドぶれやすいし、ハンドの角度的に刺さりにくくて向かない。上級者向けですね。
・クオーク。軽い。癖もなく、オーソドックスで一番無難に使えるような気がする。
・アクションディレクト。とにかくかわいいカラー。ラッキーのカラビナも色が結構好きだったりする。とくにワインレッド、好みですねえ。デザインも今までにない感じ。
本気トライには向かないけど、見かけのわりに刺さりやすくて好感度大。
・リャルレ ノミック
柄が握りやすいし、持ち主ギンギンに研いでたせいか、刺さり抜群。
重さもちょうどよい。

結論=えのきど。師匠も使ってるし、使いやすさ抜群。
これにしよ♪ってことでノミック予約したので、デビュー戦が楽しみです。

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今居る会社の人が長野の須坂にある米子不動の奇妙の滝を20年前に初登攀した人が居て、その人から八ヶ岳なら南牧村の湯川(車から降りて5分)がトップロープ掛けてクライミングできるって言ってた
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ふーじん

  • Author:ふーじん
  • 外岩初RPは05年10月、最高RPグレードは12a、OSグレードは11b。
    季節ごとに岩場が変わるクライミングが季語がわり。沢も山も旅も良し。
    あ、マンホールに顔パネも好きです。
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