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歴史の中では1滴の水

土器にドキッ!
4月8日(土)一時

古代の焼きものを見てると面白い。
例えば縄文時代の火焔型土器。鶏の頭のような水の渦のような、躍動感あふれる文様を見るたびに、「芸術は爆発だ!」という言葉を思い出す。
>
火のイメージの大胆なデザイン、現代に通じる斬新な意匠。
今から4500年も前の人が作ったなんて、スゴイですねえ。岡本太郎が衝撃を受けたというのも納得である。
今と比較にならないほど厳しい暮らしのなかで、祈りが生活だった時代。
そんななかで暮らした人々の思いが込められ、縄文のエネルギーあふれる世界観が伝わってきて、うーむうーむなのである。
(火焔型土器あれこれ画像 http://www.asahi-net.or.jp/~eg7k-kbys/kaen.html)

そして同じく縄文の、よくわからないヘタウマ調だけど、妙に印象に残る縄文の土偶ちゃん。
人体(特に女性)をデフォルメしてあるので豊穣・多産祈祷、はたまた壊してあることが多いので厄除け魔よけの形代、といわれているが、考古学的価値抜きにしても、豊かな発想の素晴らしい作品だと思う。

時代が古墳時代になると、写実的な形象埴輪が見られるようになってくる。
入母家屋造や切妻造などの家形埴輪には、当時の生活ぶりがでていて面白い。
葬送儀礼の演出として、人や動物、器や武具などを模した埴輪もでてくるし。
ムーミンのニョロニョロみたいな踊る埴輪ちゃんもこの時代ですね。
たくさん集まっている埴輪見てると、おもちゃの国みたいで楽しいっす。上野の国立博物館平成館1階、大好きな場所です。
(国立博物館 http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?&pageId=E06&processId=00&ref=2&start=1&Q4=________1_12_
一方、焼き物ではなく青銅器もこれまたおもろ。
日本の銅鐸や銅鏡にも魅せられる文様はいっぱいあるが、なんてたって青銅器といえば中国ですよ。

私が好きなのは、殷の時代の青銅器。
殷といえば前16-11C、ちょうど縄文の後期あたりですねー。
中国の中でも存在を確認できてる最古の王朝・殷だけあって、バリバリ精神世界オーラでまくり。

この時代の青銅器は、鬼神に捧げる酒食などを盛るために使われた祭器だけど、も~すばらしい。
表面は一見ユーモラスに見える顔みたいなので覆いつくされている。
とうてつ文(漢字出ず~)といって、龍だか鬼だかの眼と角を強調した獣面文様だったりするのだが、これがよくできてるもんで、器からぐっと睨まれてるようで、お供えにはぴったり。
稲妻の形象といわれる雷文も、元祖中華ラーメン模様みたいで中国っぽくて素敵です。
(とうてつ文・国立博物館 http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?&pageId=E16&processId=01&col_id=TJ4785&img_id=C0009361&ref=2&Q1=&Q2=&Q3=&Q4=________1_41_&Q5=&F1=&F2=)

(あ~でも私の不動のNo.1は、中国四川省にある三星堆。
異色の出土物なんだけど、縦眼仮面とか生命樹とか、面白いのたくさんあるの~)

文化も社会も未発達だった昔々の人々の暮らし。
素朴なだけに自然や神への畏怖が造形に託されて、ダイレクトに伝わってくるよ。
そしてまた、何千年という時を生きてきた遺物たちの持つ力強さときたら
脈々と受け継がれてきた歴史の前には、私の存在なんざ、ちっぽけで他愛ないもんであります。
生も死も、この歴史の中ではたった一コマに過ぎないのよのね。
と、歴史の大先輩に諭された感ある、本日の国立博物館巡りでした。
20060501195917.jpg

上野の桜も、もう散り始め。遅ればせながら花見して、アンミツ食べて、おしゃべりして帰宅。
都会の生活もたまにはいいね。

BGM:"From ASIA" 東儀秀樹
1曲目のNew ASIAの篳篥の音に見せられて、雅楽を習いにいきました。
…難しくて吹けないんで、龍笛にしちゃったけど。


<終

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  • 外岩初RPは05年10月、最高RPグレードは12a、OSグレードは11b。
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    あ、マンホールに顔パネも好きです。
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